日本もいよいよ選挙の季節ですねー。(棒読み
アメリカの選挙は一足早く終わり、オバマ大統領が再選しました。
これについてはいろんな見方がありますが、ざっくり言えば今までの政治の延長をあと4年続けるということです。
合計8年間も大統領をやるわけですから、長いですね。
さて、日本の総選挙ですが、政党が多すぎてどこに投票すればいいのやら。
アメリカは民主党と共和党の2大政党制なので選びやすいですね。
民主党 | 共和党 |
---|---|
大きな政府:税金アップ、公共事業アップ | 小さな政府:税金ダウン、公共事業ダウン |
富の再分配:富裕層から税金を多く取って貧困層に配る | 機会の平等:富裕層も貧困層も平等に税金を払う |
社会的リベラル:同性婚賛成、中絶賛成、移民賛成 | 社会的保守:同性婚反対、中絶反対、移民反対 |
はい、わかりやすいほど真逆ですね!選びやすいですね!
政党というのは政策のパッケージです。
つまり福袋みたいなもんです。
袋を丸ごと選ぶことはできますが、中身を一個ずつ選ぶことはできません。
Q. 質問です、例えば経済的には共和党のほうがいいけど社会的には民主党のほうがいい有権者とかは、どっちに投票すればいいですか?
A. いい質問ですね!←
中身を一個ずつ選ぶことができないからこそ、新しい政党ができるんです。
新しい福袋を作って、共和党と同じ経済政策を入れて、民主党と同じ社会政策を入れればできあがり。
この場合は2個しか混ぜてないですが、実際は政策の数はもっと多いので、福袋の種類がわんさか増える、それが日本の現状ですね。
Q. じゃあアメリカの政党はなんで増えないんですか?
A. 選挙と同時に住民投票というのもやってるからです。
住民投票って何!?
住民投票というのは、個別の政策についての投票です。
福袋で例えるならば、中身を一個ずつ選べるということです!
例えば中絶は賛成だけど同性婚は反対とかもできるんですよ。
これってすごくないですか!?
日本は多少の不満があっても福袋を丸ごと買うしかできないのに、アメリカでは細かく選べるんですよ。
政策を細かく選べるなら、選挙は人物を選ぶのと大まかな方向性を選ぶことに集中できます。
羨ましいだろー(笑)
じゃあ日本の有権者はどうすればいいんだという人のために、ひとつ。
ボートマッチというのがあります。
インターネットのアンケートに答えていくと、自分の意見に一番近い政党や候補を教えてくれるサービスです。
(サービス開始は12月4日の公示日との予測。今はまだなので、リンクは貼らないでおきます)
(公示日を過ぎたので更新しました)
有権者の皆さん、どこに投票するかしっかり見極めて投票しましょう。
では。